SOSを送れない

赤ちゃんの事故で番見つけにくいは、寝ているときの事故です。
起きているときに何か痛い、苦しい、かゆいなどの異変があれば赤ちゃんは泣くことができますが、寝ている間だとそうはいかないことが多いです。

まずは、赤ちゃんの睡眠中の窒息を予防する必要があります。赤ちゃんの寝ている環境は大丈夫でしょうか。赤ちゃんの周りやベッド柵に授乳に使ったタオルやガーゼ、乳房を消毒するコットンなどがないか、毎回確認します。

ぬいぐるみなども危険です。何かの拍子に赤ちゃんの顔に倒れ掛かってくると、赤ちゃんは自分でそれをよける事ができません。
ついつい、お祝いなどでもらったぬいぐるみが可愛くて、赤ちゃんのベッドに一緒においてしまう人が多いようです。赤ちゃんの部屋に洗濯物などを干していないでしょうか。

赤ちゃんの上に落ちてきては大変です。また、赤ちゃん用のマットレス(ベビー布団)寝かせ、大人用のふかふかの布団やソファの上で寝かせないようにします。また、寝がえりができるようになるまでは、うつぶせ寝は避けましょう。

次に、打撲・転倒などの怪我予防です。赤ちゃんは気がつかないうちに寝がえりができるようになります。(座ったり、はいはいできるようになったりのも同様です。)ベッド柵に手をはさんだり、頭を打ったりすることがないように、ベッドの下の方へ寝かせるようにします。

寝ている周りには、落下する危険のあるものがないか、小物、写真立て、額縁、カレンダー、押しピンなども取り除きます。上の年の兄姉が興味本位で赤ちゃんに対して危険な行為をしないか、また新たにペットを飼うのは感染症対策、アレルギー対策としてもお薦めできません。

もう既にペットがいる場合は、部屋を分けるなどの工夫が必要です。これだけ気をつけていても毎年発症してしまうのが、乳幼児突然死症候群(SIDS)です。

この名前だけを聞くと何か特殊な病気のようにも思われがちなのですが、元気な赤ちゃんが原因不明で睡眠中に亡くなってしまうことをいいます。

原因不明ですが、前述の窒息を予防する「うつぶせ寝」をさけ、母は妊娠中から禁煙をし、周囲にも協力をよびかけます。また、なるべく母乳で育てることが、免疫力も高めることによりSIDSの発症リスクを下げるとされています。
しかし、原因不明ですので、赤ちゃんが睡眠しているとき、5~10分起きには呼吸を確認するなど万全の注意で赤ちゃんの事故を予防しましょう。